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後閑勇登
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2020/05/17
はじめまして、JSOL PIMクラウドサービス「PlaPi🄬」の営業担当です。本ページにアクセスくださりありがとうございます。
早速ですが、皆さん、「PIM」という言葉をご存知でしょうか。 PIMは、Production Information Management (商品情報管理、または製品情報管理)の略です。
ここでいう「商品情報」というのは、企業が管理している商品に関するさまざまなデータのことです。 原価情報、属性情報、価格情報といった基幹システムで管理する情報やマスタデータのみならず、ECサイトやWebサイト、カタログ・チラシへ掲載する情報や、得意先に提出する提案書や仕様書、商品画像といった、プロモーション情報も含みます。 PIMとは、これらの商品情報を一元管理し、複数の媒体(例:自社社内システム、外部モール、ECサイト、カタログなど)で利用できるようにする仕組みを指します。 また、製造業では、商品ではなく製品情報という形で管理し、社内の設計情報やスペック、研究データなども管理するケースもあります。
各部で異なる商品情報の管理
PIMサービスの利用の背景として、下記のように各部門で商品情報のデータやマスタについて、利用の目的や管理する情報が異なっているという状況があります。
販売部門では、在庫管理システムで管理
営業部門では、SFAで管理、営業担当者ごとにお客様向け提案書を作成
設計部門ではCADデータや設計書をPLMやPDMで管理
Web・EC部門では商品画像、カタログ用画像といった画像やメディアファイルを管理
このように複数部門にデータの管理が分散しているのは、事業が複雑になってきているというだけでなく、ビジネスのチャネルが増えているからです。 特に製造業に多い話として、ECやSNS、グローバルや新規代理店といったようにチャネルが複数に増え、扱う情報量の増加、チャネル毎の情報の連携に課題が出てきているということがあります。
商品情報に関してどんな問題が起きているのか?
前述のように商品情報を複数部門、複数システムで管理されているお客様より、次のような話を聞きます。
「社外より問い合わせが来る際に、該当する商品情報を検索するため複数システムを確認しないとならない。また、最新版の情報はどれなのか、確認するのに非常に時間がかかってしまう。」
「得意先から届く商品情報を自社のシステムへ登録する際、複数システムへ登録しないといけない。」
「カタログ情報と会社HPに記載されている商品用法が一致していない。」
「営業担当者が個別に作成した提案書が社内共有されておらず、同じような提案書を何度も作成している。」
「取引先より、商品情報の提供を求められても、タイムリーに回答できず、結果商機を逃がしてしまう。」
このように、商品情報が複数に存在する場合、商品情報の運用に非常に手間・負荷がかかる上、新たなビジネスチャンスを逃してしまう可能性があります。
PIMの活用により、商品情報の積極的な活用へ!
PIMを活用し、商品情報の一元管理が行なわれると、必要な相手に必要な情報をタイムリーに提供することができます。下記はPIM導入のメリットの一部になります。
コールセンター部門にて、お客様への問い合わせに対する回答がスピーディーに行え、顧客満足度の向上と担当者の業務効率化につながる。
商品企画部門にて、取引先とのやり取りでかかっていた、商品情報の収集、登録、変換作業の負荷が軽減される。
営業部門にて、個人管理していた提案書を関係部門にて共有することで、資料作成の効率化やノウハウの共有につながる。
EC部門にて、社内に点在していた商品情報の収集にかかっていた時間を削減し、外部チャネルへの連携が容易になる。
グローバル部門にて、代理店や海外拠点との商品情報の連携がスムーズに行うことができ、新しいビジネス創出につながる。
上記のように、PIMを活用することで さまざまなメリットを享受することができます。
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