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【課題】膨大で複雑、統一性のない商品情報を、ちゃんと一括管理したい…

ECサイトアップ前に一元化に成功!商品探索、コンテンツ管理をラクにできた方法とは


業種:電子部品メーカー A社
部署:営業本部

自社独自のECサイトを立ち上げることになったA社は、商品点数の多さや、そのデータの整合性を合わせる作業にかなり手間取り、連日対応に追われていた。

課題

商品情報管理を社内で一元化したいが、複数コードが付与され煩雑化してかなり難しい…

 営業本部では、商品情報を一元管理するためにひとまず管理状況の棚卸を行うことにしました。

しかしA社では、担当営業部署ごとに商品管理をしており、ExcelやPowerPoint、紙などそれぞれ管理しやすい形で、極めて属人的な方法で行われていたのです。

そのため、顧客・商品データの重複も多く、まったく整合性のない状態でした。

また同一商品に関して、直販用、電子部品ショップ店頭用など販売チャンネルによって複数のコードが付与されていました。今後はオープンするECサイト用のコードも追加されることになるため、ますます煩雑になることが予想されました。

棚卸作業の中心となった営業本部のM氏は、「今の管理方法では、一元管理を実現するには程遠いだろう」と嘆いていました。

複雑な枝番管理をしているため、商品照会に時間がかかりすぎる

 さらに、膨大な種類、形式のラインナップがある商品では、枝番単位の管理が必要となっていました。ですが、管理項目や枝番は何度も継ぎ足され、必要なイメージ画像がないものも点在するなど、商品情報に統一性は全く見られません。そのため、お客様からの問い合わせがあっても、該当する機器に対応する部品の正確な情報を調べるのに時間がかかり、回答が遅くなることで商機を逃してしまうことも頻発していたのです。

社内で管理の仕組みが統一されていないうえ、管理方法が複雑化しており、このままではECサイトでのスムーズな商品管理は難しいとの認識が高まり、営業本部では対応策を検討し始めました。

課題のポイント

商品情報を一元管理したいが、各商品に複数コードが付与されて管理が煩雑化している

商品の種類・数が多く複雑な枝番管理をしているため、商品照会に手間と時間がかかる